数あるサイトの中から、「診療情報管理士のわかりやすい病院ノート」をご覧いただきありがとうございます。
管理人のとら子と申します。
筆者の経歴について
学生時代に診療情報管理士の資格を取得し、その後地元の総合病院に就職。
13年ほど医事課で勤務しています。
これまで担当してきた業務は以下のとおりです。
- レセプト請求業務
- レセプト返戻・査定分析
- DPC請求業務(様式1作成含む)
- DPC分析
- 委託・公費請求業務
- 統計資料作成
- 病歴管理業務業務
- 診療録監査
- 院内がん登録
入職当初はDPCの様式1作成や診療録監査、院内がん登録などの業務をしていました。
診療情報管理士として数年働き、ゆくゆくは病院経営に関わることを考えるようになった頃、自分には診療報酬の知識が圧倒的に足りないなと思いました。
そこで医事課に異動し、レセプト請求業務や返戻・査定データの管理など、医事課の基本である診療報酬請求業務に3年ほど携わりました。
この時に学んだことが自分の中では大きかったです。
事務職として働くうえで、どの部署に配属されても診療報酬を理解していることは大きな武器になるなと思いました。
その後再び診療情報管理士として働いており、今は院内がん登録や統計資料の作成、DPC分析などいろいろな業務をしています。
先生や看護師から「〇〇のデータって出せる?」という依頼が舞い込んでくることも日常茶飯事です。
依頼された内容が、結果として自分の勉強になることも多いので、基本的には断らないスタンスで働いています。
13年勤務している今も、日々勉強の毎日です!
このブログを立ち上げたきっかけ
私が13年間病院で勤務して痛感したのが「診療報酬や病院経営の専門用語って分かりにくい!」。
医療法や医師法、療養担当規則など、国が出している文章って表現が難しいんですよね。
病院で何年も働いている事務でも、見る気が無くなるレベルです。
診療報酬について解説している医療従事者向けのサイトもたくさんありますが、もっと分かりやすくまとめてくれるサイトがあればいいのにな、と思ったのがこのブログを作ったきっかけです。
詳しくお話しすると、このブログは2つの職種の方向けに作成しています。
1つ目は、現在医療機関で働いている方に向けてです。
医事課に配属されて、初めて病院経営について勉強しているという方も多いと思います。
また看護師やコメディカルの方でも、経験年数を重ねると病院経営について理解しなければいけない場面が出てくると思います。
診療業務や各部門での業務をこなしながら、隙間時間で勉強しているという方もいるのではないでしょうか。
そこで、空いている時間でサッと調べられるサイトを作りたいという思いでブログを立ち上げました。
2つ目は、これから医療事務として働きたいと思っている方に向けてです。
「医療事務として働きたい!」と漠然と思っていても、実際どういう仕事をしているの?どんな資格を取れば役に立つの?と分からないことも多いと思います。
このブログでは業務内容やよく出てくる専門用語などを解説しているので、記事を読むことで実際の現場の雰囲気が分かります。
また、実際に働いてみて就職に役立つなと思った資格も紹介しています。